仏教と神道の違い・後編 | 博善グループ
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仏教と神道の違い・後編

 

前編では、神道と仏教の違いについて、

その信仰対象や目的などをご案内させていただきました。

後編の今回は、聖職者や建物・参拝方法などについてご案内させていただきます。

 

*前編はこちらから

 

聖職者

 

神道において、聖職者は神主(かんぬし)・巫女(みこ)を指します。

神社に仕え、祈祷や社務を行います。

 

仏教において、聖職者は僧侶(住職・お坊さん)・尼(あま)を指します。

仏教の教えを民衆に説き、勤行(ごんぎょう・仏前で読経することなど)を行います。

 

 

建物

 

神道では神を祀る祭祀施設として神社があります。

神社にはしめ縄がまかれたご神木(しんぼく)があり、

ご神体として神が仮宿する御幣(おんべ)や鏡などが安置されています。

また鳥居をくぐった境内の区域一体を神霊が鎮まる神域とみなしています。

ご本尊を拝見できるお寺とは違い、神社ではご神体を拝見できません。

 

お寺とはご本尊として仏様が安置されており、

仏教の出家者が生活し、修行を行う施設です。

多くの場合は檀家を抱え、墓地を保有・管理しています。

神社とは違い、お寺ではご本尊を拝見し、お祈りを捧げることができます。

 

 

参拝方法

 

神社では、参拝するときに2礼2拍手1礼をします。

これは神社参拝でも神葬祭でも、神道行事ではすべて行います。

(神葬祭では、偲び手といって音を立てません。)

 

お寺では、参拝するときに数珠をもって合掌します。

拍手は打たず、音を立てません。

数珠は仏教以外の宗教行事に用いられることのない仏教専用の道具です。

またお線香を焚くのも仏教特有の作法です。

 

*お焼香とお線香についてはこちらで詳しくご案内しています。

 

 

お墓

 

神道のお墓は公営霊園や民営霊園に建てる場合がほとんどです。

神道の教えでは死は穢れとされており、

神社にお墓を建てることは原則としてありません

近年では、都会を中心に神道の墓地が作られています。

 

お寺に墓地があるのを見たことのある方も多いと思います。

仏教のお墓は公営・民営霊園や、地域に根差した共同墓地の他に、

お寺にも建てることができます。

寺院墓地と呼ばれるものですが、

お寺に建立するには、ほとんどの場合、そのお寺の檀家になる必要があります。

ただし、近年は檀家になる必要がない場合や、宗派不問のお寺も増えているようです。

 

 

*宗派・宗旨不問の意味はこちらで詳しくご案内しています。

 

 

2つの宗教の融合

 

日本の宗教人口のほとんどを仏教と神道が占めています。

多くの日本人は仏教と神道を融合させ、

それぞれを調和させて日々を過ごしています。

お葬式は仏式で行い、新年には初詣をし、挙式を神前式で行うなど、

どちらの宗教も違和感なく生活に溶け込んでいるのです。

世界的にも珍しい2つの宗教の融合・調和は、日本ならではといえるでしょう。

紀元前から八百万の神(やおろずのかみ)を信仰してきた日本人にとって、

飛鳥時代に日本へ伝来した大乗仏教は、とても融合しやすいものだったのです。

 

 

 

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