エンディングノート | 博善グループ - パート 2
博善グループ

費用と選ばれる背景 ~家族葬について考える・第3回(全4回)

 

「家族葬」という言葉も全国的に定着してきており、

「万が一の際は、家族葬を行いたいのですが、どうすればよいのでしょうか」

といったご相談をお受けすることも多くなってきました。

 

そこで全4回に分けて、博善社の考える家族葬について、

ご案内をしています。

 

第3回目の本日は「費用と家族葬が選ばれる背景」についてです。

 

「一般葬」と「家族葬」。それぞれ費用はどう違うの?

 

ご葬儀にかかる費用には、大きく分けて「葬儀費用」と「接待費用」があります。

「葬儀費用」は、祭壇や、お棺、火葬費用などの、葬儀の流れを執り行う中でかかる費用、

「接待費用」は、会葬者様へのご返礼品や、お斎の費用などの、おもてなしをする費用です。

 

葬儀費用

接待費用

 

「一般葬」と「家族葬」とでは、ご葬儀の流れは一緒であり、

お知らせを行う範囲が「広い」か「狭い」かという違いからは、

「葬儀費用」にはさほど影響はありません。

より影響のあるのは「接待費用」となります。

 

広くお知らせをしない場合、

ご会葬にお見えになる方がいらっしゃらないので、その方々へのご返礼分や、

お斎もご親族のみとなり、「一般葬」の場合より、人数が少なくなるケースが多いので、

その差分、費用がかからなくなります。

その結果、全体的な費用は「一般葬」より少なくなりますが、

ご会葬の方がお見えにならないということは、ご香典をいただかないため、

「持ち出し分」が増えるということは覚えておかなければならない点です。

費用はイメージです

 

一般葬と行い方(流れ)は一緒であり、費用はそれよりかかるケースもある家族葬。

それでも、広く一般的に受け入れられ、行われる割合も増えてきています。

高齢化社会となり、ご自身の行く末を考える余裕ができて生まれた、

「残される家族に面倒を掛けたくない。

だから気心知れた近しい方々に送ってもらえたら。」

という先行く方の希望と、

そのお気持ちを受けて、残されるご家族が、大切な方をどう送りたいのかという想い。

こちらをつなぎ合わせて行うものが、家族葬ではないでしょうか。

 

 

より親しい方々が集まる家族葬だからこそ、

故人様とのお別れを通じて家族の想い・絆を確かめ、

悲しいお別れではありますが、その想いや絆が明日への活力へとなるご葬儀。

それが博善社の考える家族葬です。

 

次回は最終回です。

家族葬を行うために必要なこと」について考えてみたいと思います。

 

 

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